呼吸器内科

呼吸器内科とは

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「呼吸器内科」とは気管支や肺、呼吸の病気や異常に関する診療を行う診療科です。
風邪や慢性・急性の気管支炎、気管支喘息、肺炎などの呼吸器疾患全般についての診断、治療を行っています。
またいびきや無呼吸症候群などの診察も行っておりますので、睡眠障害でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

関連する病気

気管支喘息は気管支の慢性的な炎症により、僅かな刺激で気管支平滑筋の収縮や、気道粘膜のむくみなどが起こり、気道が狭くなってします病気です。気道が狭くなることで、呼吸をするたびに「ヒューヒュー、ゼーゼー」という音がでる、典型的な症状があります。また発作性の息苦しさ、息切れがする、胸が重い、夜間の咳が止まらないなどの症状が繰り返されます。喘息の特徴は、こういった症状が出たり消えたりすることですが、喘息が重症化されてくると症状は1日中出るようになります。

3週間以上、ひどい時には数カ月にわたる長期間咳が治まらない場合は、咳喘息の可能性があります。咳喘息は咳だけを症状とする気管支の病気です。気管支喘息と違い、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった呼吸音や呼吸困難の症状はなく、呼吸機能は正常です。乾いた咳が長期間続き、夜間から明け方にかけてひどくなることが多いのが特徴です。咳喘息は放っておくと気管支喘息に移行してしまうケースもありますので、早期の受診、治療をお勧めします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、寝ている間に気道の空気の流れが悪くなったり、何度も呼吸が止まったりする病気です。睡眠中に平均1時間に5回以上、それぞれ10秒以上呼吸が止まる場合はこの症候群の可能性があります。睡眠が細切れになり、ぐっすりと熟睡できない状態が続きますので体の疲れが取れず、日中にひどい眠気や倦怠感、集中力の低下などが見られます。また、血管や心臓に負担がかかり、生活習慣病の悪化つながるケースもあります。睡眠時無呼吸症候群の患者さんの多くには、ひどいいびきが認められます。周りの人から寝ている間のいびきや無呼吸を指摘された方は、ぜひ専門機関を受診してください。